発生から7年が経過した東日本大震災、地震大国である日本では地震は身近に存在し、いつどこで起きるかはわかりません。
地震発生時にお知らせしてくれるiPhoneの緊急地震速報は広く普及していますが、いざという時に鳴らない…という事がないよう改めて設定を確認しておきましょう。
本日は、地震速報が鳴らない時に確認すべき事、おすすめ防災アプリ7選をご紹介致します。もちろん地震だけでなく、台風や大雨などあらゆる災害に対応しています。
iPhoneの地震速報の設定をオンにして、音がなるようにする方法
iPhone購入時には、すでに緊急速報(緊急地震速報、災害・避難情報)の設定はオンになっています。ですが、ちゃんとオンになっているか確認の意味も込めて設定方法の解説をしていきます。
また、逆に頻繁に鳴り続けて精神面で支障がでる…といった際には、オフにする事も検討してみてもいいかもしれません。
1、設定を開きます。
2 、通知を選択します。
3、アプリがたくさんダウンロードされていると大変ですが、一番下まで進みます。
4、緊急速報をオン(緑の状態)にします。これで緊急時に速報としてアラートが流れます。
緊急速報が鳴らないのはなぜ?
速報が鳴らないケースがいくつかありますので、ご注意下さい。
気象庁が緊急地震速報を発表しなかった
気象庁の発表に基づき、iPhoneの緊急速報は鳴るようにできています。なので、発表がなければ当然鳴りません。例えば地震の場合、震源がものすごく深いと予測が困難な事から、発表がされないといった場合があるようです。
圏外や機内モードなど、ネットがつながっていないと地震速報は鳴らない
通信環境がないと情報がキャッチできませんので、鳴りません。これは当然ですね。電波状態が悪い場合も、来ない可能性はあります。加えて、もし電話をしていた場合、こちらも地震速報はなりません。
電波状態が良くても、鳴らない場合は?
もし、電波状態が良くても、ドコモ、au、SoftBankなどのキャリア側で通信障害が発生していた場合も鳴りません。また、通信ができる状態で、該当地域にいても該当地域でない場所の基地局の電波を受信してしまった場合も鳴りませんので、注意が必要です。
震度4以上でないと地震速報は鳴らない
地震の国である日本において、震度3以下で速報を流していると、頻繁になり続ける事態になってしまうかもしれません。最大震度5弱以上と推定した地震の際に、強い揺れ(震度4以上)が予測される地域(ドコモの場合、全国を200の地域に区分)にいた場合鳴る、という条件があります。なので、それ以下だと鳴りません。
大阪北部地震発生。各社の災害用伝言掲示板まとめ ※2018年6月18日追記
6/18朝7:58、大阪の北部を中心とした地震が発生しました。最大震度は6弱、マグニチュードは6・1と推定されています。負傷者も多数出ていて、未だに余震が続いています。
各携帯キャリアにて災害用掲示板が提供されていますので、ご活用ください。
災害用音声お届けサービスと災害用伝言板を提供中です。 PC/スマホ⇒https://t.co/JvXmTewDqr iモード⇒https://t.co/cawFJwesVt
— NTTドコモ (@docomo) 2018年6月17日
災害用伝言板・災害用音声お届けサービスの提供を実施しております。下記のURLよりご確認、ご利用ください。
災害用伝言板 → https://t.co/4S1hwvKU2w
災害用音声お届けサービス → https://t.co/10z3uReREq— au (@au_official) 2018年6月17日
大阪府北部を震源とする地震に伴い、災害用伝言板/災害用音声お届けサービスを提供しています。https://t.co/x2OEhdB04h
— SoftBank (@SoftBank) 2018年6月18日
NTTが運用する「災害用伝言板WEB171」も提供されています。
また、携帯会社各社が大阪府全域でWi-Fiを無料開放しています。
このたびの大阪北部を震源とする地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。KDDIは、本日15時に大阪府全域 のau Wi-Fi SPOTを無料開放しました。ネットワーク名「00000JAPAN」を選ぶとauのお客様に限らずどなたでも無線LANサービスがご利用頂けます。https://t.co/l5mkx0wEeT pic.twitter.com/h97P7yrqWD
— kddipr (@kddipr) 2018年6月18日
そして、youtubeやニコ生ではBSC24というボランティア団体が、なんと24時間休むことなく災害情報を配信しています。
ダウンロードすべき7つの防災情報アプリ。いざという時に備えよう
iPhone標準の緊急速報の設定を行う事はもちろんなのですが、いざという時のためにも別のアプリも入れておき、災害に備えましょう。震災発生後の情報収集にも役立ちます。
地震の発生情報を即座にキャッチ、地震情報通知系アプリ
ゆれくるコール
東日本大震災で大きく注目された、500万ダウンロードの有名アプリです。
大地震が来る数秒前に情報が通知されます。推定震度や予想到達時間、震源地、などがひと目でわかります。地図でわかりやすく震度が見れますし、履歴で一覧としてみる事も出来ます。
また、現在地以外に3箇所の地点登録も可能です。また、人々が体感した実際の揺れを地図上で共有する機能や、特定の人との安否情報の共有機能などもあります。
Yahoo!防災速報
緊急地震速報はもちろんの事、津波や台風や豪雨など、総合的な災害情報を通知で受け取る事が出来ます。提供している災害一覧は下記です。
- 避難情報
- 地震情報
- 津波予報
- 豪雨予報
- 土砂災害
- 下線洪水
- 気象警報
- 熱中症情報
- 火山情報
- 国民保護情報
- 防犯情報
- 自治体からのお知らせ
現在地だけでなく、地点登録が3箇所行えるので、自宅以外に会社、実家などの情報も得ることが出来ます。
強震モニタビューワー
独立行政法人防災科学技術研究所が情報発信している強震モニタを、アプリで見れるようにしたものです。
アプリを開くと、日本地図が表示され、リアルタイムで、今ここがまさに揺れているといった情報を得ることが出来ます。青、緑、黄色、赤の順で揺れが大きいことを示しています。地震だけではなく、単純な地表の”揺れ”を計測しているので、東京や名古屋などの都市部は人口が多いからか、常に緑色の印がついています。
iPhoneでTVの災害ニュースをリアルタイムで見る方法
いづれのアプリも動画となりますので、データ消費が激しいです。可能であれば、Wi-Fiにつなげて視聴しましょう。
NHKニュース・防災アプリ
地震が起こったらとりあえずNHK、ですよね。テレビがない状況でもiPhoneがあればTVと同様の番組を見る事ができます。
また、アプリをダウンロードしなくてもSafariからNHKオンラインにアクセスすれば、ライブ配信の閲覧が可能です。
>>NHKオンラインはこちら<<
テレビ朝日の放送を見る事ができるAbematv
アメブロで有名なサイバーエージェントとテレビ朝日が共同で運営するのAbemaTVです。会員登録不要、無料で番組を見る事ができます。
大規模な地震発生後は、専用の地震情報番組が放映されます。
iPhoneでラジオのニュースをバックグラウンドで聞く方法
動画は電池の消費もデータの消費も激しいので、音声だけで節約しなければいけないシーンもあると思います。
また動画系のアプリだとバックグラウンド配信はできませんが、音声系のアプリはバックグラウンド配信が可能です。他のアプリを操作しながらでも、ロック画面でも聞けるので大変便利です。
NHKのネットラジオ、らじる★らじるアプリ
ラジオでも、安定のNHKですね。
起動するとすぐにNHKラジオを聞く事が出来ます。ラジオ第一、ラジオ第二、NHK-FMまで網羅していて、番組表の閲覧もできます。
多くの民法放送局を網羅したradiko
こちらも有名アプリですね。iPhoneでAM/FMラジオが聞けるラジコです。
主な放送局は以下です。(首都圏の場合)
- TBSラジオ
- 文化放送
- ニッポン放送
- ラジオNIKKEI第1
- ラジオNIKKEI第2
- InterFM
- TOKYOFM
- J-WAVE
- ラジオ日本
- bayfm
- NACK5
- FMヨコハマ
- 放送大学
iPhoneに「東京防災」をダウンロードしておこう!【無料】
2015年、都民に無料配布された「東京防災」。現在はKindleやアプリでの提供が行われています。
防災グッズは何を用意すればよいのか、地震発生時の行動の仕方、応急処置など充実の内容!都民だけではなく、日本国民全員がダウンロードしておくべきでしょう。
AmazonのKindle版
アプリ版
iPhoneで災害対策まとめ
ダウンロードしたアプリは、ひとつのフォルダにまとめておくと、いざという時に見つけやすいのでおすすめです。
地震は、いつ来るかわかりません。明日大地震が起きてもおかしくないわけです。
日本に住んでいる限り地震から逃げることは出来ませんので、もし起きた場合の備え、対策はしっかり行っておきましょう。
おすすめ防災グッズ43点フルセット
災害時に生き残るためには、非常食、ライト、非常トイレ、救急セット…など、様々なアイテムが必要になるでしょう。しかし、
何を揃えればいいのか、わからない…
ひとつひとつ買うのが面倒…。
非常時にすぐ持ち出せるよう、一つにまとまったものが欲しい…。
という方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめの防災グッズをご紹介します。
「防災士が作った被災者の声を形にした最強防災セット、3日間生き抜くための38種類43点セット」です。
4月~6月入荷分はすでに完売、現在は7月入荷分受付中です。
その内容は、
- ソーラー充電できるLEDラジオライト
- エアーマット
- 防災マニュアル
- アルミブランケット
- 5年保存水
- アルファ米
- 簡易トイレ
- ウォータータンク etc…
詳しくは下記からどうぞ。
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