日本全国、いつどこに発生するかわからない大地震。今まで別の地域の出来事として見ていたとしても、明日あなたのお住いの地域で大地震が発生する可能性は0ではありません。
もし災害に遭遇した場合、常に携帯しているであろうiPhoneをうまく活用すれば、生命の危機から脱する事ができるかもしれません。
本日は、非常時にiPhoneを使って絶対に生き延びるための方法と防災オススメアプリ8選をご紹介します。
iPhoneを懐中電灯代わりに。ライトを最短で付ける方法
大きな災害が発生すれば、当然ライフラインの断絶も考えられます。特に電気が使えなくなってしまった場合のために、ろうそくや懐中電灯の準備が必須となってくるでしょう。もし持っていなければ、iPhoneのライトを活用するのもひとつの手です。設定方法は、
iPhoneの画面の下部分を上にはらう(スワイプ)→コントロールセンター→懐中電灯マークを選択
明るさを調節したり、点滅させる方法は下記からどうぞ。
もしガレキに埋もれてしまったら。iPhoneの音を最短で鳴らす方法
建物が倒壊し、もし瓦礫の下敷きになってしまったら…。大声を出して助けを求めると思いますが、声を出すというのは意外にも体力を使うもの。そういった時のために、笛を持参していることが望ましいのですが、持っていない場合はiPhoneから音を出して自分の居場所を知らせましょう。
カメラの音を素早く出す
一番はやくiPhoneから音を鳴らすには、カメラを使います。
ロック画面から、右にスワイプ→カメラ起動→画面下部の丸ボタンタップで撮影
これでカシャッという音が流れます。
しかし音は小さく一瞬ですし、何度も連続で押さないと鳴り続けませんので状況によって適していないかもしれません。
設定から音を出す
設定→サウンドと触覚と進み、着信音と通知音のスライダーを左右に動かします。
これで簡単に音が出ます。
専用のアプリを使う ※現在は公開停止中
「Help me for iPhone」ダウンロードはこちら
そこで、こちらのアプリを活用します。
こちらはアプリ起動直後、画面のボタンを押す事ですぐに音を鳴らす事が出来る優れものです。いざという時のために、ホーム画面の目立つ位置に置いておきましょう。
貴重な情報源であるiPhone、電池節約のための方法
家族との連絡や最新情報を得るために、大いに力を発揮するiPhone。LINEでの連絡、SNSでの情報収集などで非常に便利なiPhoneですが、電池が切れてしまっては役に立ちません。非常時は満足に充電できない事も想定されますので、できるだけiPhoneのバッテリー消費は避けたいと考えるのは当然でしょう。
電池節約の方法はいくつかありますが、基本的なところでまずiPhoneを低電力モードにしましょう。低電力モードはその名の通り、iPhoneの電池消費を最小限に抑えるものです。普段iPhoneを使っていて、電池が20%以下になりアラートが出て電池マークが黄色になる、というのを目にしたこともあるでしょう。これが低電力モードです。
実はこの機能、残りバッテリーが20%以上でも設定が出来るのです。100%のフル充電の時でもできるので、今後充電できない状況が予想されれば、予め低電力モードにして電池消費を抑えておきましょう。低電力モードの設定方法は、
設定→一般→バッテリー→低電力モードをオン(緑の状態)
もっと電池を節約するための裏ワザはこちらからどうぞ。
災害時に効果を発揮する!ダウンロード必須の防災関連アプリ
ライト、音、節電に関してのiPhone活用術の次は、非常時に役立つ防災関連アプリのご紹介です。すべて無料なので、ダウンロードしておきましょう。
NEWS Digest
災害情報に限らず、世の中の「”最新情報”を”最短”で通知する」というアプリです。地震が発生した際は、いち早く通知にてお知らせしてくれます。
リアルタイム検索
twitterなどの情報から世の中の”いま”をリアルタイムで検索出来るアプリです。アプリを起動すると、今話題になっているニュースがピックアップされますので、地震発生時には最新情報がゲットできるでしょう。また、電車の遅延情報もカバーしています。
各キャリアのWEB伝言板アプリ
災害発生時に、家族や友達と電話やメールでやり取りできればいいのですが、通信網が断絶してしまい全く連絡がとれなくなる、という事もあるでしょう。そんな時は各通信会社が提供している災害伝言板を使います。第三者と直接やり取りするわけではなく、ネット上の掲示板に情報を書き込み、それを見に行くというスタイルなのでネットさえつながれば利用できます。
MENU119 ※現在は公開停止中
ダウンロードはこちら
もし地震の影響により眼の前で人が倒れていたら…。はたしてあなたは病人やけが人に対して適切な対処が行えますか?応急処置や救命措置の仕方をわかりやすく解説したアプリが、このMENU119です。また、自分のカルテや連絡先などの情報を登録しておく事も可能なので、もしあなたが倒れた場合にも役立つでしょう。
すぐれん
緊急時に、”すぐ”誰かに”連絡”する事が出来るアプリ、それが、すぐれんです。事前に緊急連絡先を登録してきましょう。いざという時にアプリ起動→1タップですぐに連絡を取ることが可能です。
地震発生時のiPhone活用術&おすすめ防災アプリ8選まとめ
ご紹介したアプリで防災フォルダを作成し、いざという時にすぐに使えるよう準備だけはしっかりと怠らないようにしましょう。残念ながら、地震を避ける事は出来ません。起きてからどう行動するのか、これが重要になってきます。
突然やってくる地震、逃げ出す際に多くの荷物を持っていけないという事もあるでしょう。ポケットに入っているiPhoneをフルに活用し、絶対に生き延びましょう。
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