iPhoneは長年使っていると電池のもちが、段々と悪くなってきます。最近ではポケモンGOのブームにより、電池が減りやすくなったという方も多いでしょう。
「モバイルバッテリーを持ち歩くのは、めんどくさい…」
「iPhoneの設定を変更して、もっと電池の持ちを良くする方法はないものか…」
「ポケモンGOをしているとすぐに電池がなくなってしまう…」
今日は、そんなお悩みを持つあなたにiPhoneの設定を変えるだけで簡単にできるバッテリー節約方法を19個お伝え致しましょう!日常での活用はもちろんのこと、例えば大災害が起きた際など電源を確保できる環境にない場合でも使える裏ワザばかりですので是非ご一読下さい。
電池の節約設定を始める前に
まずは、現在の電池残量を把握するために、電池のマークを%表示にしておきましょう。設定方法は簡単です。
まず設定を開きます。
右上の電池を見ると、あとどのくらい残っているかはなんとなーくでしか、わかりません…
バッテリーを選択します。
続いて、バッテリー残量を選択します。
するとこのように電池の残量が詳しくわかるようになります。現在は残り29%ですね。電池節約のためには、まずは自分のiPhoneの現状を知ることが大事です。必ず設定しておきましょう
それでは下記より、一つひとつご説明していきましょう。
- 1、裏で動いているアプリを消す。
- 2、画面の明るさを抑える
- 3、Wi-Fi、Bluetooth、AirDropなどの使っていない接続をオフにする
- 4、画面の向き回転機能をオフにする
- 5、アプリの自動ダウンロード機能を切る
- 6、iPhoneを低電力モードにする
- 7、不要な位置情報をオフにする
- 8、使っていない不要な通知をオフにする
- 9、視差効果を減らす、をオンにする
- 10、ライブ壁紙、ダイナミック壁紙を使わない
- 11、テザリングをオフにする
- 12、診断/使用状況、の送信をオフにする
- 13、自動ロックの設定を見直す
- 14、電波がない時には、機内モードにする
- 15、Wi-Fiの接続確認をオフにする
- 16、メールの受信方法をフェッチにする
- 17、4G をオフにする
- 18、Handoffをオフにする
- 19、Spotlight検索の設定を見直す
- 【ポケモンGO限定】ポケモンGO内の設定で電池消費を抑える方法
- 最後に
1、裏で動いているアプリを消す。
日々iPhoneを使っていると、たくさんのアプリを起動させている事かと思います。実は使い終わったらきちんと消さないと、裏で動いていて余計な動力をつかっている事となります。
まずホームボタンを素早く2回おします。
すると左側にアプリが現れました。これが裏で動いていたアプリです。今までこまめに消していなかった方は、左にずらーーっとたくさん出てくると思います。
これを指ではらうように動かすと、消えます。
2本指、3本指で同時に消していく事も可能です。この調子で裏で動いているアプリをこまめに消す事により、電池の消費を抑える事が出来ます。
2、画面の明るさを抑える
画面が明るいと当然電池消費も激しくなります。無駄な画面の明るさを抑えましょう。
iPhoneの下辺りから上にはらうと、画面のようなコントロールセンターが出てきます。
上記の通りに左に動かすと、画面の明るさを抑えることが出来ます。
また、画面の明るさを周囲の状況に応じて自動で調節する設定になっている場合もあります。こちらをオフにして、周囲の明るさ関係なく暗くしておけば電池の節約ができます。設定方法は下記です。
設定→画面表示と明るさ→明るさの自動調節
3、Wi-Fi、Bluetooth、AirDropなどの使っていない接続をオフにする
無駄な通信をしていると、その分余計に電力を消費します。使っていない接続は切っておきましょう。上記同様、コントロールセンターからオフに出来ます。
①がWi-Fi ②がbluetooth ③がAirDropです。
AirDropは使わなければオフにしておきましょう。
4、画面の向き回転機能をオフにする
そのままコントロールセンターでもうひとつ。スマホの縦横固定です。スマホの向きによって、画面の向きを変えるとその分、動力を使います。これも縦で固定しておきましょう。
5、アプリの自動ダウンロード機能を切る
アプリの自動ダウンロード機能は、便利な機能ですが電池を消費するのでオフにしておきましょう。
設定→iTunesStore/App Store→自動ダウンロード
これらをすべてオフにしましょう。またおすすめのAPPもオフにしておきましょう。
6、iPhoneを低電力モードにする
iPhone全体の電力消費をおさえる「低電力モード」はご存じですか?意外と知られていないこの機能も電池節約に効果大です。
設定→バッテリー→低電力モード
右上の電池のマークが黄色くなったら、低電力モードになっています。
100%の状態でも低電力モードにすることができるので、是非行っておきたいですね。
関連記事>>iPhoneの低電力モードの使い方総まとめ
7、不要な位置情報をオフにする
iPhoneのアプリは、位置情報を取得して利用するアプリがいくつかあります。位置情報の取得は電池を消費しますので、もし使っていないアプリがあれば位置情報サービスはオフにしておきましょう。
設定→プライバシー→位置情サービス
上部の位置情報サービスは、全体のオン/オフができます。
アプリごとの設定は下部です。ただし、ポケモンGO利用の方は、位置情報を最大限に使うアプリなのでオフにしないようにしましょう。
試しにAmazonのアプリを選択してみます。アプリごとの利用状況を考慮して、選択しましょう。
許可しない→位置情報の取得を完全に切る
このAppの使用中のみ許可→アプリが起動している時のみ位置情報を取得する
常に許可→常に位置情報を取得する(電力消費大)
8、使っていない不要な通知をオフにする
iPhoneがロック中などに、なにかお知らせがあると来るのが通知です。特に利用していない不要な通知があればオフにしておきましょう。
設定→通知 から試しにまたAmazonを選んでみます。
通知を許可をオフにします。
9、視差効果を減らす、をオンにする
視差効果は、文字で説明が難しいので、まず設定方法をご紹介します。
設定→一般→アクセシビリティ→視差効果を減らす
今オフになっているのを選択し、
オンにします。これで電池の節約ができます。
「視差効果を減らす」をオンにすると、アプリからホーム画面に戻った際や、ホームボタンをダブルクリックしてバックグラウンドで動いているアプリを表示した際など、iPhone全体の動きが変わっていると思います。
10、ライブ壁紙、ダイナミック壁紙を使わない
iPhoneに負荷のかかる壁紙を使っていると、当然電池消費は激しくなります。壁紙は静止画にすることで電池節約につながります。
設定→壁紙→壁紙を選択
もし壁紙が静止画でない場合は、こちらで静止画に設定しておきましょう。
11、テザリングをオフにする
iPhoneの電波を、パソコンなどの他の端末に飛ばしてネットの接続をすることをテザリングといいます。この機能も電池を消費しますので、使っていなければ切ってしまいましょう。
設定→インターネット共有
上記のようにオフになっていれば、節約できています。
12、診断/使用状況、の送信をオフにする
iPhoneは、ユーザーの使用状況等を集約し今後の開発に役立てています。しかしこれは余計な電力を食いますのでオフにしておきましょう。
設定→プライバシー→(最下部の)診断/使用状況→送信しない
13、自動ロックの設定を見直す
iPhoneは、ほっておくと画面が消えロックがかかりますが、そのロックが掛かるまでの時間を調整できます。もちろん短くすればするほど電池は節約できます。
設定→一般→自動ロック
ただし前述の低電力モードになっている場合は、自動で30秒でロックが掛かるようになっています。
14、電波がない時には、機内モードにする
iPhoneは電波がない環境だと、電波を探そうとするため電力が大きく消費されます。電波がないとわかっている場合や、少しでも節約したい場合は、機内モードにして通信環境を断ち切ってしまいましょう。
コントロールセンターを出し、左上の飛行機のマークを選択で機内モードになります。画面左上が飛行機マークになっていれば全ての通信を遮断し、機内モードになっている印です。
15、Wi-Fiの接続確認をオフにする
つなげたことがないWi-Fiを発見すると、それにつなげるかどうか確認が入ります。余計な電力を消費するのでこれはオフにしましょう。つなげたことのあるWi-Fiに自動で接続するようになります。また、つなげたことがないWi-Fiに繋げたい場合には手動で選択する必要があるので注意が必要です。
設定→Wi-Fi→(下部の)接続を確認
16、メールの受信方法をフェッチにする
メールの受診方法は、「プッシュ」と「フェッチ」の2種類あるのをご存知でしょうか。プッシュはほぼリアルタイムにメールを受信することが出来ます。つまり常に通信を行いメールのチェックをしている状態なので、電力を消費します。
電池節約のためには「フェッチ」にしましょう。
設定→メール/連絡先/カレンダー→データの取得方法→プッシュをオフに
下部の取得間隔を増やせば節電につながります。ベストは手動ですが、メールに気づかない場合もあるので注意が必要です。
17、4G をオフにする
高速の4G通信をオフにすると電力を節約できます。
設定→モバイルデータ通信→モバイルデータ通信のオプション→4Gをオンにする、をオフに。
18、Handoffをオフにする
iPhoneと他の端末間で作業を共有するHandoff機能。使っていなければオフにしましょう。
設定→一般→Handoffと候補のApp→Handoff、をオフに
19、Spotlight検索の設定を見直す
iPhone内のデータを検索する事ができるSpotlight検索。こちらも便利ですが、iPhoneに負荷がかかるので、使わないものは消してしまいましょう。
設定→一般→Spotlight検索→使わないものはオフに
【ポケモンGO限定】ポケモンGO内の設定で電池消費を抑える方法
ここからはiPhone自体の設定ではなく、ポケモンGOのアプリ内での設定で節電するやり方です。
1、ARをオフにする
ポケモンとバトルになると、実際の背景がそのまま映し出され、モンスターボールを投げて捕まえるという流れになると思います。
この画面で右上のARボタンを選択すると、背景が絵になります。これでARがオンの時より電池消費を抑えられます。またポケモンの居場所も安定するので、捕まえやすくもなります。
2、設定から音声周りをオフにする。
ポケモンGOを開き、真ん中下のモンスターボールを選択。続いて右上の設定を選択。
音楽と効果音のチェックを外しましょう。これで節電完了です。振動もオフにしたいところですが、ポケモンが現れた時に気づきづらくなってしまいます。常に画面を見ていられる状態なら問題ありませんので、状況に応じて設定しましょう。
3、バッテリーセーバー機能を使う
以前は、文字通りバッテリーの消費をセーブする、バッテリーセーバーという項目が存在していました。しかし今は(8/8現在)アップデートにより廃止されています。原因は突然画面が消えたりといったバグがあったためです。今後のアップデートで再登場する可能性もあるので、その際は設定しましょう
記事公開直後、アップデートによりバッテリーセーバーが復活しました!こちらにチェックを入れると機能します。画面を下に傾けると、
このように画面が暗くなり、電力消費を抑えることが出来ます。ポケモンが現れれば振動で知らせてくれますので、振動にはチェックを入れておきましょう。
最後に
かなりのボリュームなので全てを行うのはなかなか大変ですので、やれる範囲で行い少しでも電池を節約しましょう。また、あなたのiPhoneの使い方次第では、オフにすると支障がでる項目もあるかもしれませんので、各機能をよく理解したうえで設定することをおすすめします。
また、全て設定してもやっぱり足りない…という方はモバイルバッテリーもおすすめですよ!
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