大規模な災害が発生した際は、交通網の乱れが発生します。東日本大震災の際、東京でも帰宅難民が街にありふれ、自宅につくまで一苦労だった方も多いのではないでしょうか。非常時には最新の情報が非常に重要で、その情報を知っているかどうかが生死を分ける事もあるでしょう。
特に重要なのが、現在地を含めた位置情報です。圏外でも機能するマップや、近隣の病院検索、トイレ検索、ガソリンスタンド検索などiPhoneには便利なアプリがたくさんあります。
本日は、震災発生時にきっと役立つマップ関係のアプリをまとめました。
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大震災がおきたら避難所へ急げ!「全国避難所ガイド」
現在地から一番近い避難所を、マップ上に示してくれるアプリです。自宅や会社周辺の避難所を確認しておくことも重要ですが、外出時に被災した場合もGPSを使って、近くの避難所をマップ表示してくれるので、知らない土地にいた時などに非常に重宝します。
けが人、病人を病院へ!最寄りの病院を探せる「全国病院MAP」
病院情報に特化したマップアプリです。怪我をした場合は治療が必要ですが、出先で最寄りの病院がわからない場合に役立ちます。また通院履歴等も記録しておくことが可能なので、非常時にも大変役立つでしょう。
必ず自宅に帰る!「震災時帰宅支援マップ」
災害発生時には、通信環境の断絶が起こりうる可能性もあります。このアプリは、通信ができない状態でも地図を使うことが出来、なんと屋外であればGPSをも使えるので現在地の把握も可能です。圏外になったとしても手元のiPhoneでマップが見れるのは、非常に役立つでしょう。現在地からの目的地設定も可能です。
また、災害時の対応マニュアルも完備。地震が起きた際の行動指針やシチュエーション別の対応マニュアルなど、知識としての情報も豊富です。
見知らぬ土地でトイレの場所がわからない…「トイレ情報共有マップくん」
非常事態時には様々な施設に人が殺到するでしょう。トイレもその最たる例です。このアプリでは、現在地から近くのトイレをマップ表示することが出来る優れものです。
車にガソリンを入れるため、近くのスタンドの場所が知りたい!「ガソリン価格比較アプリ gogo.gs」
地震発生時には、自家用車への給油を求めてガソリンスタンドに人が殺到するでしょう。gogo.gsでは、最寄りのガソリンスタンド調べられるだけでなく、ユーザーから寄せられた価格情報も網羅しています。現在地からの距離もでるので、効率よくスタンドを探せるでしょう。
津波が来ない場所はどこ!?「高台サーチ」
現在地の標高を調べる事が出来、そこから津波の被害を受けないであろう高台を探すことが出来るアプリです。東日本大震災の時は、津波で多くの命が失われました。沿岸にいる時は、地震が起きたらすぐに津波が来るということを意識しましょう。
洪水時の浸水情報を事前に把握!「関東洪水ハザードマップ」
現在地の想定最大浸水の深さを検索することが出来ます。災害が発生してからの情報収集はもちろん重要ですが、旅行先、出張先、普段過ごしている街など、事前に危険箇所を把握しておきましょう。
Google Crisis Responseで災害情報を得よう
アプリではありませんが、Googleが提供している災害情報サイト「Google Crisis Response」はホーム画面に置いておきましょう。
災害情報マップや防災マップ、東日本大震災の時に大いに活躍したパーソンファインダーなどが非常時には重要な役割を担うでしょう。パーソンファインダーは、人の安否情報を集約した情報サイトです。
1、Google Crisis Responseにアクセスします。
2、下部の選択して「ホーム画面に追加」→右上「追加」を
3、ホーム画面に追加されました。タップするだけでアクセスできます。
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