ネット上のありとあらゆる動画を、iPhoneに保存できる神アプリ「Clipbox」。
iPhone6からiPhone7に機種変した場合などは、ちゃんとした手順を踏まないとデータの移行ができません。iPhone自体のデータ移行は、iTunesを使ってバックアップをとってから行うかと思いますが、Clipboxの動画は移行出来ないので注意が必要です。（画像や音楽、LINEなどの一般的なアプリは移行可能）
今日は、iPhone6からiPhone7に機種変した編集部が、Clipboxのデータもきちんと移行出来た話をもとに、Clipboxのバックアップに関して解説していきます。
※2018/5/10追記※
現在、Clipboxのアップデートができなくなっており、AppStoreからもなくなっています。詳細は追って追記しますが、念のため本記事の内容で動画のバックアップを取っておきましょう。
なぜ？iTunesのバックアップでClipboxのデータ移行ができない
予約していたiPhone7がようやく届き、早速以前の端末iPhone6からiTunesをつかってデータの移行を行いました。多くの画像やアプリが格納されており、かなり時間がかかりましたが、懸念していたLINEのトーク履歴の移行なども無事成功し、安堵していたのもつかの間。ふと、愛用アプリ「Clipbox」を開いてみると、、、
「ない！データがないーーー」
なんとデータが消えているではないですか！せっせと集めた趣味の動画が100本ほど…。全て消えてしまったのでしょうか…。しかし、以前の端末iPhone6を見てみると動画のデータは残っていました。
わずかな希望を抱きながら、公式サイトなどを見てみると、どうやらClipboxは、iPhoneのiTunesでの自動バックアップには対応していないとの事。そんなの知らないよ…！！
しかし色々調べてみると下記の手順で、Clipboxのデータ移行が可能との事でだったので、早速試してみました。
旧端末（iPhone6）からClipbox内の動画データを、パソコンへ移行
↓
パソコンから新端末（iPhone7）に動画データを移行
それでは説明していきます。
iPhone7のClipboxのデータを、パソコンに保存する【バックアップ方法】
1、まず旧端末（iPhone7）を、iTunesの入ったパソコンとLightningケーブルでつなぎます。続いて、iTunesを立ち上げ、iPhoneを選択します。
2、左側のAppを選択し、右側にはじめに表示されるAppではなく、少し下に下ります。
3、ファイル共有にいくと、右側の「Clipboxの書類」というエリアに動画が表示されます。
※最新verでは、ファイル共有という表現が消えている場合がありますのでご注意ください。
4、パソコンに保存したい動画を選び、ドラッグしてデスクトップへ移動させます。
※これを保存しておけば、動画のバックアップが可能です。
パソコンからiPhone7へ動画をデータ移行する
1、旧端末（iPhone6）をパソコンから外し、新端末（iPhone7）をLightningケーブルでパソコンにつなぎます。
2、先程と同様に、左メニューのapp→ファイル共有→Clipboxとすすみます。
3、先ほど保存したパソコンのデスクトップにある動画を、Clipboxの書類へドラッグして移行します。
4、左メニューの概要を選択し、「このiPhoneを接続している時に自動的に同期」にチェックが入っていれば、新端末（iPhone7）にデータが移行されます。
5、新端末（iPhone7）のClipboxを起動し、マイコレクションへ。動画の移行が成功しました！
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機種変更時、Clipboxのデータ移行に関する注意点
動画の名前やフォルダに機種依存文字が使われていると、うまく移行ができないようですので注意が必要です。「ファイルが見つかりません」と表示されますので、以下の文字がある場合は変更してから再度試しましょう。また、「ぶ」、「ぷ」のような濁音/半濁音も読み込めない場合があります。
- ： コロン
- ； セミコロン
- / スラッシュ
- ？ クエスチョン
- , カンマ
- ¥ 円
- | パイプ
- ” クォーテーション
- * アスタリスク
- > 大なり
- < 小なり
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